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地下鉄の中でメンコ遊びをする子どもを見て感じた事

経済ニュース
上海の地下鉄でメンコ遊びをする子どもたちがいた。おそらく姉と弟だろう。日本と同じように、手にしたメンコで地面に置いた別のメンコをを直接たたき、ひっくり返れば勝ち、というルールだ。中国語では「拍紙牌」といい、読んで字のごとくである。日本語のメンコ(面子)は、漢字を読むと面子(めんつ)と混同するが、「小さな面」という意味である。
目の前の子どもたちが使っているメンコは、新聞や広告の紙を重ね、セロハンテープで固定してある。昔のおもちゃはもう売っていないのか。かりにあっても、キャラクター商品になっていて、値が張るのかもしれない。身なりを見れば、明らかに出稼ぎの家族だ。

父親はだまって見ているが、母親は身を乗り出して遊びに加わっている。車両には数人しか乗客がいない。私以外、だれも気に留めていない。地下鉄は昨年開通したばかりの11号線で、終点のディズニーランド駅に停まった。家族は列車を降り、エスカレーターに乗ったが、しばらくすると男の子があわてた様子で「メンコを落とした」と騒ぎ始めた。結局、見つかったようだったが、ディズニーランドとは反対の方向に歩いていった。
床にじかに座り込んでいるので汚いと顔をしかめる人、地下鉄でメンコをするのは公共道徳に反すると冷たい視線を送る人もいるに違いない。貧しい出稼ぎ家族の悲哀を読み取る人もいるかもしれない。ただ一緒に夢中になっている母親、それを眺めている父

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