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北の化学兵器製造を助けた「国連」

経済ニュース
このコラムを当方の知人で昨年1月、急死したドイツの化学者、ヤン・ガヨフスキー(Jan Gajowski)博士を供養する意味で書き出した。ヤンさんは北朝鮮の化学物質の生産で国連専門機関、ウィーンに本部を置く国連工業開発機関(UNIDO)が機材や原料生産を支援していた事実を暴露し、警告を発した化学者だ。
▲北朝鮮の化学工場の機材(2005年、ヤン・ガヨフスキー氏撮影)
マレーシア警察は24日、金正男氏暗殺事件で猛毒の神経剤「VX」が使用されたことを明らかにした。北が化学兵器禁止条約(CWC)で使用、生産、保有を禁止する「VX」を使用して正男氏を暗殺したことが確認されたわけだ。
韓国「聯合ニュース」(日本語版)によると、韓国軍当局は、「今回の事件を北朝鮮が生化学物質を武器として使用できるという意思と能力を見せた事例だ」と分析している。同当局によると、「北朝鮮がさまざまな種類の生物兵器を自家培養し、生産できる能力を備えており、2500~5000トンの化学兵器を貯蔵している」という。ちなみに、化学兵器の保有量では、北朝鮮は米国、ロシアに次いで世界3位だ。
話はヤンさんの証言に戻る。彼はUNIDOではモントリオール・プロジェクト(MP)を担当し、環境保全を推進し、加盟国にアドバイスし、汚染問題があれば、その改善策を提示していた。当方が彼と接触するきかっけとなったのは、北朝鮮のMPだった。彼は平

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