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東芝記者会見の異様な光景

かつての古巣の東芝のことが心配でもあり、産業界がしっかりしてくれないと大学で研究・教育をしていても仕方がないこともあり、東芝の記者会見はネット中継で見ています。
2/14の記者意見は異様なものでした。記者会見の内容は様々なところで報道されているので割愛しますが、まず質疑応答で、記者さんが「反省して下さい」「まだ隠しているんじゃないの」と怒っている。
年末の記者会見くらいから、東芝からメディアにきちんと会見の連絡さえすることができなくなり、業を煮やした記者さんたちが(勝手に)東芝に押し掛ける、ということが続いているらしい。
記者さんも人間です。企業と良好な関係があれば、記事も多少は好意的になるかもしれませんが、こうして関係が悪化してしまっては企業の方が損をしてしまいます。
実際に取材に来て下さる記者さんとお話しすると、記者さんも本当は東芝には立ち直って欲しいんだと感じます。東芝は日本を代表する企業ですし、取材で会う記者さんも、友達や知り合いに東芝に居る人も多いですから。
そして会見の内容も異様でした。
利益の8割を叩き出し、いわば一本足打法のフラッシュメモリを完全に売却することもあると発表。
東芝が発表したパワーポイントの事業の資料からはフラッシュメモリが「完全に消滅」していたので、事実上完全売却することを決めたのでしょう。
現在の東芝の時価総額が8000億円程度。フラッシュメモリ事

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