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【映画評】相棒 劇場版IV

経済ニュース
反町隆史はシリーズ参加後初の映画(提供・東映)
7年前、駐英日本領事館関係者の集団毒殺事件で生き残った少女・瑛里佳が国際犯罪組織に誘拐される。当時、その事件は、駐英大使と日本政府により高度な政治的判断として、闇に葬られていた。それから7年、犯人が再び動き出し、現在の瑛里佳の動画を使って日本政府を脅迫する。特命係の杉下右京と冠城亘は、国際犯罪組織バーズのリーダーのレイブンを追って来日した国連犯罪情報事務局の元理事マーク・リュウと共に、事件を調べ始める。次第に真相に近づく右京だが、東京が大規模テロの標的になっていることが判明する…。
2代目相棒の神戸(及川光博)と4代目冠城(反町隆史)のスペシャル共演も(提供・東映)
水谷豊が相棒と共に事件解決に挑む人気ドラマシリーズの劇場版第4弾「相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」。例によって、長い長い副題がめんどくさいが、それはさておき。今回は謎めいた国際犯罪組織による大規模テロの行方が描かれる。7年前の駐英日本領事館関係者集団毒殺事件と現在の事件がからみあった先に浮かび上がるのは、国によって見捨てられた人間の怒りと悲しみだ。卓越した推理力を持つ右京と相棒の冠城、2代目相棒の神戸、元鑑識の米沢ら、相棒シリーズでおなじみのメンバーたちが登場するのは劇場版らしいファンサービスだろう。捜査に協力し活躍するものもいれば、

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