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ドイツをEUから離脱させる利点

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本記事はノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ著「ユーロから始まる世界経済の大崩壊」の読書感想文です。さて、経済統合と政治統合をしてお互いの緊密度を高めて一体化すれば、ヨーロッパの経済成長と平和が訪れる。そんな理想の下に創設されたEUが岐路に立っています。英国の離脱を発端とし2017年に大統領選挙が行われるフランスでも離脱派の候補者が注目を集めました。
そういった流れで最近では「英国が悪いのではない、EUなのだ」(エマニュエル・トッド)や今回取り上げる「ユーロから始まる世界経済の大崩壊」(スティグリッツ)などEUやユーロの未来を悲観する本が多く出版されるようになりました。
私は今まで訪れた国はアラブ首長国連邦(ドバイ、アブダビ)と米国(ワシントンDC)の2か国だけでヨーロッパは行ったことはなくユーロも使ったことも見たこともなく、為替もドル/円チャートしかほぼ見ない毎日です。しかし2017年はフランスやオランダ、ドイツなどEU加盟国の大型選挙の年なので、本書を読んで改めてEUの問題点と解決策を整理します。
(1)価値観の違う国々に同じ政策、同じ通貨はヨーロッパの多様性を阻害する
スティグリッツは欧州中央銀行を例に出して、異なった国に同じ政策を適用することの難しさを指摘しています。具体的には「インフレと闘っている国に適切な政策は、高失業率を懸念している国では完全に不適切な政策となる

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