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私がひっくり返った与謝野候補の“思い上がり”発言 — 宇山 卓栄

経済ニュース
与謝野信氏公式サイトより引用(編集部)
バルフォアと与謝野さん
東京都千代田区長選挙(5日投開票)に立候補した与謝野信氏、記者から座右の銘は?と聞かれ、「ノーブレス・オブリージュ」と返答。私はこれを聞いてひっくり返った。
フランス語のノーブレス・オブリージュは英語のnoble obligationに当たり、「高貴なる使命」という意味です。
こんなエピソードがあります。20世紀初頭に活躍したイギリスの保守政治家アーサー・ジェームズ・バルフォア(「バルフォア宣言」で有名)という人がいます。バルフォアは大富豪・大地主の家柄に生まれます。彼はケンブリッジ大学時代、哲学研究にのめりこみ、哲学者を目指しました。(与謝野さんもケンブリッジ大出身)
しかし、叔父の保守党貴族院議員のソールズベリ侯爵(首相を務めた)から、政治家になるよう説得されます。ソールズベリは甥のバルフォアに「高貴な者は政治的・社会的責任を負わねばならない」と諭したといいます。ソールズベリはこの時、バルフォアに「ノーブレス・オブリージュ」の考え方を伝えたのです。バルフォアは叔父の説得に応じ、政治家になることを決心しました。
与謝野馨氏が甥の信氏に「ノーブレス・オブリージュ」と言ったかどうかは知りません。しかし、信氏は自らの座右の銘が「ノーブレス・オブリージュ」であると名言しました。
たしかに、与謝野さんは高貴な御出自、この上なく

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