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中絶手術後急死事件:小池都知事と上田令子都議にお願いしたいこと

2016年12月5日、フジテレビ系ニュース番組で「無資格医師が中絶手術で患者死亡」「23歳、新婚8日目の急死」というショッキングなニュースが報じられた。テレビでは、「笑顔で婚姻届を手にする可憐な生前写真」「涙ながらに亡き妻を語る夫」などを放映して、視聴者の同情と涙を誘った。翌6日からは各種メディアで病院名と共に「無資格医師」「違法手術」などの報道が続き、9日の定例記者会見で小池都知事は「この病院は(継承時の内紛など)かなり問題の多いところ」と断言し、本件の刑事告発を発表した。
私がこのニュースを聞いてまず疑問に思ったのは、「胎児の発育が良くないと診断されたため人工妊娠中絶手術を受けた」という患者側の説明である。単に「胎児の発育が良くない」という状態では経過観察が一般的だし、「胎児が子宮内で死亡」と判明すればそれは「稽留流産」という病気で保険診療の対象になるので、その手術に母体保護法指定医は不要である。また、「無資格医師」という報道にも「なんだかなぁ~」と思った。あたかも、「医師免許を持っていない医師」のように聞こえるからである。「指定外医師が中絶手術 東京の病院、6日後に女性死亡 」という日経の見出しが、中立的で妥当な報道だと思う。
オンライン・オフラインともに「とんでもない医者だ」「こんな病院は潰せ!」のような非難が相次ぎ、執刀医を特定する騒ぎにもなったが、10日に公開されたmi

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