教育をつかさどる文科省がウソはいけない
小学生向けの学習指導要領・生きる力 第3章 「道徳」 には、
「(4)うそをついたり、ごまかしをしたりしないで、素直に伸び伸び生活する。」
と書いてある。
今、この指導要領を一番肝に銘じなければならないのは、文部科学省自身だろう。
今般、政府の再就職等監視委員会によって、文科省による組織ぐるみの違法な再就職あっせん行為が認定された。いわゆる天下り問題だ。
文科省の人事課が関与した「現役ルート」では、口裏合わせのメモ(想定問答)の存在も明らかになっている。
また、人事課OBによる悪質な「脱法」天下りが認定されたことも大きい(OB迂回ルート)。
各省庁には激震が走っていると想像される。
「脱法」天下りあっせんを主導した人事課OB
1月27日の予算委員会での小川淳也議員の指摘によって、この「OB迂回ルート」の全容が明らかになってきた。とりわけ、「文科省」と人事課OBをつなぐ「文教協会」という存在を明らかにしたことは大きい。
ここで三者の関係を整理しておきたい。
まず、文教フォーラムは、今回の事案で問題となった人事課OB、嶋貫和男氏が理事長を務める一般社団法人だ。ホームページを見ると、もちろん、天下りのあっせんをしているとは書いていないが、「組織運営等に関する相談・助言」とある。
▲文教フォーラムのホームページ
私も1月26日の予算委員会
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違法な天下り、文科省はウソやごまかしをやめ全容解明を
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