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ライザップがアパレル市場に本格進出するワケは?

経済ニュース

先日、フィットネスクラブ「RIZAP(ライザップ)」をコア事業とするライザップグループが、カジュアルウェア販売チェーンのジーンズメイトをTOB(株式公開買付け)により子会社化するとのニュースが報じられた。
ライザップグループは2012年からM&Aを活用してアパレル事業への進出をスタート。これまでにも既に、マタニティウェアなどの通販を手掛ける「エンジェリーベ」や、衣料品のインターネット通販事業「夢展望」、体型補整用婦人下着を扱う「マルコ」などを次々と子会社化してきた。
<これまでにM&Aによってライザップグループ傘下となったアパレル系企業>
2017年2月期も赤字となる見通しで、業績不振が続くジーンズメイトにとっては、救いの手となった今回のM&A。ライザップは、自社のマーケティングノウハウを活かし、ジーンズメイトのブランド力を向上させ、商品力・販売力の強化、事業建て直しを計る。
なぜ、ライザップはアパレル事業への参入を加速してきたのか。そして、今回のジーンズメイト子会社化の背景にはどんな狙いがあるのだろうか。
自己投資を軸とした“RIZAP経済圏”の構築へ
自己投資産業で世界ナンバーワンを目指すライザップグループ。昨年からはライザップブランドをボディメイクだけでなく、ゴルフや英会話、料理教室にまで展開してきた。その成長は破竹の勢いで、2017年3月期には売

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