写真ACより:編集部
固くしまった瓶の蓋を開ける時、グッと集中して力を入れますよね。同じ力を時間をかけてゆるゆると加えていたのでは、決して蓋は開きません。
釘を打つ時もコン!コン!コン!とカナヅチで集中的に力を加えます。カナヅチを釘に押し当ててじっくり押したのでは、例え「同じ力」を加えても釘は埋まりません。
戦いの戦術では、「攻撃は一点撃破」で「守りは相手の攻撃を分散させる」というのがセオリーです。ナポレオンなど歴史的な名将は、必ずこのセオリーを守っていたと言われています。
司法研修所の民事弁護の講義だったと記憶していますが、「主張は小さな主張がたくさんあるよりも、骨太の主張をドンと出した方がいい」という趣旨の説明を受けた記憶があります。
民事訴訟というのは、原告と被告が双方の主張を「準備書面」等で戦わせ、物証や人証でその主張を証明して勝敗が決せられます。当事者が出さない主張は裁判所は採用してはならず(例えば、明らかに「時効」が成立していると裁判官がわかっていても、当事者が主張しない以上は「時効」という判斷をしてはならないのです)、当事者の主張の良し悪しが訴訟の帰趨を決するケースも決して少なくありません。
例えば、取締役会による新株発行の差し止めを求めるとしたら、次のような主張が骨太の主張となるでしょう。
新株発行は既存株主の権利に大きな影響を及ぶすものであって、授権資本の範囲内で
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一点突破戦術は多くの分野で応用できる!
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