ランバダの思い出
「ランバダ」を歌っていたロアラ・ブラスさんが亡くなった。焼けた車内で遺体が見つかるという、衝撃的な死だった。
「ランバダ」のロアラ・ブラスさん死去=焼けた車内で発見―ブラジル(時事通信) – Yahoo!ニュース
ここでヒット曲というか、作品の「売り方」「売れ方」について考えてみたいと思う。私は「ランバダ」は楽曲も演奏も、極めて優れていたように思う。特にロアラ・ブラスさんの伸びやかで、情熱的で、やや憂いを感じる歌声が好きだった。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=iyLdoQGBchQ]
私が「ランダバ」を知ったのは、中学時代にこっそり見ていた、深夜番組「11PM」か「トゥナイト」だったように思う。要するに男女が腰を押し付け、体をくゆらせるあのダンスが話題となり。思春期の私たちにとっては衝撃的すぎた。
深夜番組でランバダが紹介された後、我が母校、札幌市立藤野中学校では、休み時間の廊下や、放課後の男子更衣室で、男子同士で腰を押し付け、ダンスする奴らが大量に現れたのだった。ロアラ・ブラスさんの訃報に接し、私も思わず自宅で一人でエアランバダを踊ってしまった。それが、見事に踊れたのだ。歌も覚えている。体に染み付いているのだ。「これは、録画して、Facebookにアップするべきではないか」と妻に相談すると、「やめなさい」と言われた
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