小中学校の教員の勤務時間が大きな話題になっています。小中教諭の7割、週60時間超勤務ということです。ではなぜ、忙しいのでしょうか。これにかんして元小学校教員の東和誠さんが民間企業から教員に転職して驚いた教員の世界の常識~10選~というおもしろい論考を書かれていましたので、わたしも民間企業出身者として、自分の経験をふりかえって考えてみました。
1.そもそも労務契約がない
これは以前のべたことですが、公務員は労働者ではありません。ゆえに雇用契約書もありません。辞令交付書という紙ペラ一枚を校長に読み上げられるだけで、冊子のようなふつうの契約書にサインをすることはありません。教育委員会としても、教員の本務や雇用条件とは何かと考えなくて済むので、現状維持のまま行くのではないでしょうか。わたしが(教組の)組合員だった頃、学校の代表者が集まる分会長会議でタイムカードを提案したことがありますが、逆に教育委員会の管理を強める気かと非難ごうごうとなり、翌年組合を辞めざるをえませんでした。
参考:学校を悪くしたのは、だれか 文科省でたらいまわしにあう
2.勤務時間があってないようなもの
1.と重複しますが、労務契約がないので、勤務時間という概念もあまりありません。残業や休憩時間もずるずるなくなってしまいます。組合が強い自治体なら、けっこうがんばってくれますが、組合を潰してしまった自治体も多いので、調整
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元教員が考える「教員の世界がおかしい」10の理由
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