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娘の試験が心配、ある父親が取った行動が看護学生向け教育プラットフォームを生み出す

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看護師需要増大の背景
現在、飛躍的に増えている大学の学部・学科がありますが、皆さんは何系の学部・学科を思い浮かべるでしょうか?国際系、コミュニケ―ション系など、近年になってよく聞くようになった学部・学科を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、答えは古い歴史のある看護系の学部・学科です。
 
1991年には11大学しか看護系の学部・学科はありませんでしたが、2014年には何と224校まで増えています。入学定員の数は558人から約2万人まで増えており、専門学校だけではなく、大学で学んで看護師になるルートが確立されたと言えます。
 
日本の看護師試験の合格率は例年90%程度と、国家試験の中では高い合格率を誇っているのは、大学等での教育制度がしっかりしているからです。一方、アメリカでは一回で看護師試験を突破出来る受験者は約半数です。比較的難関なアメリカの看護師試験に特化した教材を提供するスタートアップが注目を集めています。今回はnurseVersity社をご紹介します。
娘の進路に悩む父親の苦悩から
出典:www.nurseversity.com
インディアナポリスに住んでいたTony Leonard氏は、どこにでもいる父親でした。Leonard氏には大きな悩みがありました。25歳の長女は看護学校に通っていましたが、看護師試験に合格出来るか不安な点でした。
 

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