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帝国日本の「慰安婦」だけが問題化する背景

前回「慰安婦」問題に関して海外メディア(と言っても、私が日常的に確認しているのは主に英語及び仏語メディアのみなので、その他の言語のメディアについては基本的に英訳で確認していることを念のため断っておく)がどのように報じているかという点に関する問題提起を行なったところ反響があったので、今回はその「背景」についてもう少し掘り下げてみたい。
欧米における推定「20万人」という数字の根拠が示すもの
そもそも欧米系のメディアでは言語を問わずほとんどの場合慰安婦総数を「推定20万人」とする場合が多いが、その出所は何なのだろうか。日本では論者によって数字が異なるのだが、欧米では何か権威ある公式見解のようなものがあるのだろうか。この疑問を解くために少し調査をすると、英語及びフランス語における「従軍慰安婦」(英:comfort women/仏:femmes de réconfort)に関する比較的学術性の高い記事のいくつかは、「慰安婦」とされた女性の総数を推定20万人とする根拠として、Gay J. McDougallという元国連職員のフェミニスト活動家の1998年の報告書が参照元としていることがわかった。
例えば、2003年に出されたByun Young-Jooという韓国人女性とアルジェリア系フランス人のフェミニスト活動家Hélène Cixous氏の共著である   “À propos d

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