2017年の資産運用は「投資目的の明確化」からはじめよう
2017年の資産運用マーケットもいよいよ動き始めました。個人投資家がどの資産を選択するかを考える上で、まずやるべきことは「資産運用の目的」を明確化することです。
資産運用の目的には3つがあります。「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」そして「タックスメリット」です。
キャピタルゲインとは、値上がり益のことです。例えば、株式投資は購入時よりも株価が上昇して、利益を得ることが主目的になります。
インカムゲインとは、金利や家賃収入のような定期的な収益です。キャピタルゲインのように、短期的に何倍にも増えることはありませんが、比較的安定した収益を長期に渡って得ることができます。いわゆる「チャリンチャリン収入」です。
そして、タックスメリットとは、税効果による収益です。合法的に節税することで、実質的な経済メリットを取る資産運用になります。
自分が投資しようとしている対象から、どの目的を実現しようとしているのか。そして、それは自分の投資の目標と合致しているのか。いくら良い投資先を見つけても、それが自分に合わないものであれば、投資しない方が良いのです。
私の場合は、キャピタルゲインよりもインカムゲインやタックスメリットに重点を置いた投資に力を入れています。昨年投資した太陽光発電投資などは安定した売電収入を得ながら、所得税(個人)、法人税(法人)の節税メリットを得られるものでしたが、今年の3月でタ
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