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社会主義はなぜ崩壊したの?

経済ニュース

よい子のみなさんの生まれる前のことですが、「社会主義」の国がありました。1980年代までは世界の半分ぐらいが社会主義で、そのうち「歴史の必然」で資本主義は崩壊して社会主義になるといわれていましたが、崩壊したのは社会主義のほうでした。今ではそれはダメな経済システムの代名詞ですが、なぜ社会主義は崩壊したんでしょうか?
それが「計画経済」だったからとか「統制経済」だったからだというのは答になりません。なぜ計画経済はだめなんでしょうか。みなさんはお母さんに「お年玉は計画的に使いなさい」といわれるでしょう。経済を計画的に運営したら、なぜいけないんでしょうか?
これは世界的な大論争になった問題ですが、その答を簡単にいうと、完ぺきな計画が完ぺきに動くのは当たり前だということです。1億人の日本人が何をしたいと思っているかがわかり、その通りに経済を計画できれば完ぺきです。問題は、どうやったら完ぺきな計画ができるのかということです。
そのためには、ぼう大な情報をあつめて計画を立て、いちいち人々に命令しないといけません。そんなことはできないので、現実の社会主義国では役所が国営企業と相談して、適当に生産の割り当てを決めていました。ソ連の計画当局者が「何を使って計画を立てているのか?」と聞かれて「電話」と答えたといわれています。
計画的に経済を運営するのはいいことですが、実際にそれをやると非常に能率が悪い

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