ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

電通叩きで終わってはいけない 「残業減らしている風」の偽善を阻止せよ

経済ニュース

なんせ、電通である。自死した高橋まつりさんの上司の書類送検、社長の辞任だ。ただ、この件、ずっと警鐘を鳴らしているが、電通叩きで終わってはいけない。自分事として捉えなくてはならない。さらには、電通の叩き方も気をつけないといけない。丁寧に叩いてあげないと、偽善、茶番に満ちた改革が行われてしまうからだ。
前提として、もともとこのような事態が起こると、書類送検されることはあり得るというか、当然だ。そして、経営陣もなんらかのかたちで責任をとることを社内外の人が期待する。ただ、現実に異例のスピードでこうなったということは大きな前例ができたと言える。
これまでブラック企業問題で話題となった企業は、新興の急成長企業が中心だった。経営者が著名で個性が強い企業などもあり「あの企業ならしょうがないな・・・」と思われていた。今回、大手広告代理店電通でこのようなことが起こったということのインパクトは大きい。
ここでまたメディアは「鬼十則」などを持ち出した議論や、電通の組織風土の特徴などを持ちだした議論をしている。気持ちは分からなくない。読者もそのような、わかりやすく叩きやすい絵を期待しているのだろう。企業を論じる際は組織風土については避けては通れない。とはいえ、皆、いつの電通の話をしているのだろうと思う瞬間がある。組織風土の問題を、武勇伝とともにからかい半分で論じるから本質が見えなくなるという部分も意識す

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました