会社の規模を問わず、後継者問題はたえず繰りかえされ、その選択には苦しい決断を迫られることがしばしばある。HBRの1960年5-6月号に掲載されたこのケーススタディは、後継者選出をめぐるドラマを、今日でも生々しく描き出している。
HBRは、過去64年間に掲載した何千本にものぼる記事のなかから、時代の変化に耐えてきた記事を随時1本選び、“クラシック”として再度掲載している。選択の条件は、少なくとも15年を経過しており、最初に誌面に登場したときと同様に、今日にも共通する多くの問題意識と迫力を保っていなければならない。こめ記事が提起している問題点と、ウイッカーシャム・ミルズの後継者問題をめぐる討論内容は、現在でも26年前と同じように、興味深い示唆にとんでいる。
Source: ハーバード
苦境に陥った中堅企業の次期社長にだれを選出するか – バックナンバー
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