アートは、うそをつかない
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「オリジナリティ」を持つ“元気な会社”のヒミツを、電通「カンパニーデザイン」チームが探りにゆく本連載。第42回は、「アート」と「NFT(ブロックチェーン技術を基盤とした代替できないトークン)」という、素人には理解が難しい二つのものを融合するビジネスで注目を集めるスタートバーンという会社を取り上げる。施井(しい)社長から、どんなお話が飛び出すのか、取材前からワクワク、ドキドキが止まらない。
文責:塚本文比児(電通九州)
ブロックチェーンと言われると、真っ先にイメージされるのが「仮想通貨」ではないだろうか?お札やコインのように具体的に手に取れるものではなく、あくまで「仮想の世界」で通用している、それを通用させているシステムのこと。そこに求められるのは「信用」「信頼」ということだと思う。モノの価値を、一瞬で、全世界に、それも未来永劫、認めさせる。そこに「アート」が絡んでくる。アート業界の歴史を一変させる黒船の来航にワクワクした。
その一方で、恐ろしいという印象も受ける。ゴッホの絵画が何億円で落札された、みたいな話は、夢がある話というよりは、少し恐ろしい話に聞こえるからだ。アートとおカネ、芸術文化と社会経済。この難しい話に、施井社長はどう答えてくれるのだろうか?
施井泰平(しいたいへい)氏:スタートバーン代表取締役社長
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