リーダーの意思決定は、状況適応的でなければならない。そのためのツール「クネビン・フレームワーク」では、直面する状況を、「単純な状況」「込み入った状況」「複雑な状況」「カオス的な状況」、そして「無秩序」に分類し、それぞれの状況にふさわしい意思決定とリーダーシップを教えてくれる。アメリカのDARPAは、このフレームワークをテロ対策に使い、シンガポール政府はリスク評価および将来展望システムに、あるグローバル製薬会社は、新製品開発戦略の構築に使い、カナダの地方政府では、政策立案に職員を巻き込むために使ってきた。またこれを使い続けるうちに、実際の事例や将来的に可能なシナリオを考慮した、より明確なフレームワークを構築できるようになる。
Source: ハーバード
臨機応変の意思決定手法 – バックナンバー
![](https://xn--9ckkn2541by7i2mhgnc67gnu2h.xyz/wp-content/uploads/2020/01/2020-01-19_18h38_21.png)
コメント