新規事業開発の未来 アイデアの枠を解き放つ「ゲノム思考」とは
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アレルギーを引き起こさない卵をつくる。デジタルデータをDNAに保存する。酸素がほとんどない火星に酸素を生み出す──。まるでSF小説のようなアイデアが、今、新規事業開発や社会課題解決の最前線で現実化され始めています。これらの発想のもとにあるのは、「バイオスフィア(生物圏)」の持つ可能性。ゲノム(生物の持つ一そろいの遺伝情報)をはじめとする生物科学の観点や技術が、私たちの固定観念を超えたまったく新しい事業アイデアを生み出しているのです。
こうした動きをいち早く捉え、電通では「ゲノム思考」を用いた新規事業アイディエーションサービス「ゲノムシンキング powered by SMARTCELL & DESIGN」を提供しています。その有用性や具体的なサービス内容について、開発を主導した電通の志村彰洋氏に聞きました。
※本記事は、Do! Solutions掲載のブログをもとに再編集しています。
志村 彰洋(しむら あきひろ) 電通 ゼネラル マネージャー。国家事業/スマートシティプロデュース、先進技術/システム開発、 ゲノム技術を活用した社会デザイン、宇宙産業開発、事業共創拠点構築コンサルティング、イノベーションマネジメント、スタートアップのアクセラレーションなどに従事。知財を核とした新規事業開発や国際標準化活動も推進。その他、IC
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