三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)とSBIホールディングスが、日本の新興富裕層を対象としたデジタル資産運用サービスを提供する合弁事業の設立を計画していると報じられた。この取り組みは、最富裕層には属さないものの、相当な金融資産を持つ顧客層に対応することを目的としている。SMFGは2022年6月にSBIホールディングスの株式10%を約790億円で取得する計画を発表し、デジタル金融サービス分野での連携を強化する戦略を進めてきた。今回の合弁事業は、SMFGの広範な銀行業務の経験とSBIのデジタル技術を融合させ、利便性の高い資産運用サービスを提供することを狙いとしている。特に、デジタルプラットフォームを活用し、パーソナライズされた投資助言や資産管理サービスを展開する方針だ。この提携は、日本の金融業界におけるデジタルトランスフォーメーションの潮流を反映しており、従来の銀行が進化する顧客ニーズに対応するためにデジタル戦略を加速させる動きを示している。新興富裕層向けのデジタル資産運用市場は十分に開拓されておらず、SMFGとSBIはこの分野でのシェア獲得を目指す。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
三井住友とSBI、デジタル資産運用の合弁事業を計画—新興富裕層をターゲットに
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