【 パブリッシャー 調査】半数以上が2024年の増収を報告するも、業界全体の停滞が明らかに
記事のポイント
2024年、58%の専門パブリッシャーが収益増加を報告し、業界全体の改善が見られた。
パブリッシャーの3分の2弱が2024年を成功と評価する一方、業界全体としての成功感は薄い。
広告プロダクトの種類や発行タイトル数を増やす戦略が取られたが、大幅な拡大ではなかった。
まだ1月の半ばを過ぎたばかりだが、パブリッシャーは、大統領就任式や新たな「トランプバンプ」の影響に備え、すでに忙しい1年をはじめている。しかしその前に、特定の分野に特化した約50社の専門パブリッシャーに2024年を振り返ってもらった。Digiday+ Researchが行った2024年第4四半期の調査によると、昨年は収益が増加し、メディア企業は2024年に成功を収めたが、その成功はメディア業界全体に広がったわけではないという。
米DIGIDAYの調査によると、半数をはるかに超えるパブリッシャーが、2024年末の時点で収益が増加していたと回答している。第4四半期に、2024年の収益が2023年と比較して増加したと答えた専門パブリッシャーは58%だった。一方、昨年の収益が減少したと答えたパブリッシャーは、わずか4分の1強(28%)だ。
2023年に、2022年と比較して2023年の収益が増加したと答えた専門パブリッシャーは3分の1強(36%)だったので、それに比べると大きく改善している。この改善
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