USスチール買収問題　今後の論点

こんにちは、ムラです。昨今、日本製鉄がUSスチールを買収しようとして、アメリカ大統領が買収を拒否したことが話題となっています。　この問題について、どのような点が論点になっているのか、今後の展開について簡単に述べいきます。①日本製鉄はなぜUSスチールを買収しようとしているのか　まず初めに、日本製鉄がなぜUSスチールを買収しようとしているのかについて述べていきます。　現在、日本製鉄は鉄鋼市場において世界4位のシェアを持っています。簡単に述べると、USスチールを買収することでシェアを拡大し、首位を目指そうとしているのです。ここからは、USスチールを買収する具体的なメリットを述べていきます。　まず、挙げられるのが粗鋼生産量の拡大です。現在、日本製鉄の粗鋼生産量は6500万トンですが、USスチールを買収することで8500万トンまで生産量を増やすことができます。　次に挙げられるのが、鉱山資源と電炉設備です。USスチールはミネソタ州に鉱山を保有しており、買収することで鉱山資源を手に入れることができます。また、USスチールは、低環境負荷で生産可能な電炉設備を保有しているため、買収により電炉設備を手に入れることができます。　最後に挙げられるのが、アメリカの販路拡大です。USスチールはアメリカの大手鉄鋼メーカーのため、買収することでアメリカ市場での販路を拡大することが可能になります。②なぜアメリカ政府

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