企業経営者が政界に進出する例は多いが、ビジネススキルを行政にそのまま適用することは危険である。特に効率性の追求は、政府の役割や価値観にそぐわない場合がある。政府の主要な使命は効率ではなく、複雑な価値観のバランスを取る「有効性」であるべきだと筆者は主張する。効率を優先しすぎると、公正や自由、安全保障などが損なわれるおそれがあるからだ。筆者は企業リーダー向けのガバメントプログラムを通じて、多くの成功事例を見てきたが、公共部門で有効なリーダーとなるには、ある特定の資質が必要だという。
Source: ハーバード
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