不正ログイン被害は2社に1社が経験、不正注文被害額は年間25万-50万円の被害が最多【EC事業者実態調査】
かっこが発表したEC事業者の不正被害や対策に関する2024年度の実態調査によると、不正ログインの被害は2社に1社が経験しており、不正注文による被害額は年間25~50万円が最も多いことがわかった。
調査はにはEC事業者550件(年商規模10億円未満が277件で50.4%、10億円以上は273件で49.5%)が回答。2024年11月に実施した。
不正ログイン被害の経験を聞いたところ、「直近1年以内に被害にあった」が24.4%、「被害にあったことがある(1年以上前)」が30.4%で、およそ2社に1社が不正被害にあったことがある。
不正被害の内容は、「不正決済、不正購入(クレカ不正利用・後払い未払い等)」が67.8%、「情報漏洩(属性情報・クレカ情報等)」が39.9%、「不正送金(暗号資産・NFT等)」が24.3%だった。
不正ログインの被害
直近1年間における不正被害の総額は、「25万-50万円未満」が最も多い23%、「10万円未満」が19%、「50万-100万円未満」は18%、「10万-25万円未満」が16%。
EC事業者の年商別に見ると、年商10億円以上の事業者は、100万円以上の被害が全体の35%を占めており、年商10億円未満の事業者(同被害は12%)の約3倍となっている。
直近1年間の不正被害の総額
クレカ不正利用対策の1つである本人確
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