「交際費」

第1,398回おはようございます。公響サービス、代表のシンジです。　中小企業では、「交際費」として年間800万年まで経費（損金）とすることが認められている。とは、どういうことか？ご存じだろうか？年間800万円までは、経営者が自由に使えるお金が認められているということだ。　経営者はお金持ちと思っている人が多いが、なぜそのようなイメージがついてしまったのかご存じだろうか？実に単純な話なのだ。それは、この「交際費」にある。会社は「交際費」として800万円までなら経費計上できるので、税務署も10万円を超えない支出はいちいち目を通さないのだ。だから、経営者は自分の生活費を会社に支払わせ、自分の役員報酬をたっぷり使うことが出来るのだ。そのため、従業員よりもお金持ちな生活が送れているというわけだ。　つまり役員報酬とは別に、「経費」という名の財布を持ってしまい、経営者の自己都合の支出まで計上してしまうという勘違いを犯す経営者が多いのだ。しかも年間800万円までなら、それなりの生活が成り立ってしまうだろう。　例えば、遊びで高速道路を利用しても、会社のETCでガソリン代も駐車場代も含めてすべて会社が支払ってくれれば、自分の懐（フトコロ）は痛まない。更に、食事代やゴルフ代も接待ということにして、友人とプレーしていても何も問題がないのだ。しかも車は従業員に触らせない高級外車の社有車で行くのは当然だ。建前上

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