【法改正】リフォーム時の確認申請は必要か?
年始の業務がスタートして5日目となりますがやっと普段通りのリズムが戻ってきた感じです。特に年始は色々なご縁があり不動産事業、建築事業以外のところでも色々とビジネスが展開できそうです。 また不動産業界は年度末が最も忙しくなる時期なのですが、当社でも資料請求や問い合わせ、業者からの「何か物件ありませんか?」的な急な電話が徐々に増えてきて年度末ラッシュに向けての布石が見えてきたところです。 さて本日のテーマは、現在ちょっとだけ不動産業界で賑わいを見せている4号特例の改正と戸建て住宅のリフォームについてです。こちらを建築的視点から解説してみようと思います。 まず4号特例は何かというと、簡単に言ってしまえば、確認申請の審査省略制度となります。4号建物と言われる規模の小さい建物(主に木造2階建住宅、平屋住宅など)は数も多く審査する方も大変なので審査で必要とする書類を軽減しますよという内容です。 高度経済成長期は人口増加に伴い住宅もそれに比例するように増加したわけです。その増加に対応するために行政側の負担を減らすべく定められていた制度ということですね。 具体的には構造計算書類が不要になるのですが、確認申請自体が不要というわけではありませんのでその辺りはご注意ください。 この制度が2025年3月をもって廃止となります。2025年4月からは上記建物でも構造計算書を提出しなければなりません。これだけ聞
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