2024年の消費者はじつに多様だった。こだわりが強く、目が肥えていて、購買行動で意思表示をするなど、数え上げればきりがない。
その結果、小売業界にとっては奇妙な1年となった。好調だった小売企業もあれば、売上減少に失望した小売企業もあった。だが小売業者が業績不振を説明するにあたって、つねに頼りにしているものがある。それがバズワードだ。
米モダンリテール辞典の第6版では、業界でもっともポピュラーで(そして意味のない)用語を振り返り、エグゼクティブたちがなぜそんなことを言いたがるのか、我々がベストを尽くして解説する。
この1年は、エグゼクティブが価値を提供しながら顧客を驚かせ、喜ばせる方法を模索するなかで、割引やプロモーションに飽き飽きした顧客がみられるという季節的な瞬間が多々あった。言い換えれば、エグゼクティブたちは、顧客はお得感を何よりも求めているのだということを表現する方法をたくさん考え出したのである。
今後数カ月のうちに、これらのバズワードがわずかでも消え去っていることを期待したい。[続きを読む]
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