難局に直面し、出口の見えない、つらく苦しい日々──。しかしこのような試練こそ、あなたの財産となる。ローリー・スチュワートにとって、混乱の続くイラクがそれだった。イラク進攻から、2004年に暫定政権に統治権限が委譲されるまでの間、連合国暫定当局(CPA)の派遣代表として奔走していた人物である。そこで役に立ったのは、イランやパキスタン、インド、ネパール、アフガニスタンをめぐる6000マイルの徒歩旅行で身につけた感覚だった。理想と現実がせめぎ合う困難な状況でいかに意思決定し、問題を解決したのか。彼の経験した試練は、リーダーシップのカリキュラムの宝庫といえる。
Source: ハーバード
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