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新しい銀行

2025年1月1日付で、あいちフィナンシャルグループ(FG)傘下の愛知銀行と中京銀行が合併し、「あいち銀行」が発足しています。愛知県を地盤とする地銀は「あいち銀行」と「名古屋銀行」の2行に集約される事になります。同じく、1月1日付で、プロクレアホールディングス(HD)傘下の青森銀行とみちのく銀行が合併し、「青森みちのく銀行」が発足しています。青森県に本店を置く唯一の銀行となります。 ちなみに、「あいち銀行」は、両行合算の預金量は5兆9594億円程度となり、中部3県の地銀では十六銀行、百五銀行に次いで3番目となるそうです。同じく、「青森みちのく銀行」は、両行合算の預金量は5兆円を超える規模となり、東北地方では七十七銀行、東邦銀行に次ぐ3番目となるそうです。また、青森県内の融資シェアは7割超となる事から地方銀行の統合に独占禁止法を当てはめない特例法が初めて適用されてもいるそうです。 各グループとも、合併により店舗の統廃合などを進め、さらに提案型営業など成長分野に人員を振り向けて競争力を高めるとしています。 地方銀行のみならず、地方では人口減少と地域経済の衰退など、大きな問題を抱えています。特に、地方では中小企業や個人向けの融資残高は減少傾向にあります。そもそも人材不足による中小企業の事業承継が大きな課題となっており、遺産相続についても都会に出てしまった子供たちは、地方銀行に口座を持たず

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