SDGsバブルのその後
2015年に採択された日から現在までいわゆるSDGsバブルが続いている。企業はこの指針に乗っ取ったパーパスを掲げ利益追求以外の活動を積極的に行いコーポレートサイトなどを通じて世の中に発信を行ってきた。また投資家も財務情報だけでなく企業の社会的な存在意義を重要視するようになり非財務的な情報に基づいた投資も盛んに行っている。 つまり企業はより広い社会的な存在と捉えられるようになり、自分たちの事業以外にも活動の裾野を広げる必要に迫られている。さらにはその多様な活動がどのようにして世界に良い影響を及ぼすをわかりやすく株主に説明する必要が生じたのである。 今まで利益追求考えを第一に考えてきた人たちにとってこれらの多様な活動を実行し、わかりやすくまとめるのは至難の業であるように思える。 実際企業の中にはこの風潮に乗じ様々な活動をおこなったがどの情報をサイトに載せればいか決めかねているといったことや、情報過多になりUIが落ちてしまい逆効果になっている例も多々ある。これらの問題の対策としてIRが得意な外部企業に委託する手もあるがこの話はいずれ書く為割愛する。 少し話がそれてしまったが実際企業としてはSDGsという指針に従っているが面倒ごとや利益に直結しないことも多い。ではこのようなネガティブな面もあるこの経済活動は今後縮小していくのだろうか? もちろんこの指針に沿わない経済活動を行う企業もでてく
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