2024年の通販業界は、大きな変化や印象的な出来事が続いた。なかでも、関心が多く集まった物流問題は中長期的な課題として今後も注視していく必要がある。このほか、通販新聞がとりあげる10大ニュースのうち、上位5つを詳しく掘り下げる
物流問題や物価高、また、相次いだ企業の不祥事など、通販業界にとっては後ろ向きのニュースが数多く見られた2024年。そして、国内経済にとっては全般的に消費が鈍く、非常に厳しい年であったとも言えるだろう。本紙が行ったアンケートでも、コスト高やそれに伴う悪影響に関する回答が上位にランクインした。今年1年間に通販業界で起きた、主な出来事を読者と共に振り返ってみる。
「2024年の通販業界10大ニュース」は、今年1年間に通販業界で起きた主な出来事やニュース、トレンドなどを本紙編集部が20項目程度に絞り込み、アンケートなどを受けて独自にランキング化したもの。
通販新聞が読者と選んだ2024年の10大ニュース
アンケートでは今後の通販市場の動向において、重要だと思われる項目から順番に3つを受け付けており、合わせてその理由も聞いている。
最も関心が集まったのは物流問題、2位は円安。事業者の利益や原価率に直結
1位は「2024年物流問題直撃」。運賃値上げ、働き手不足は今後も懸念
1位を獲得したのは「2024年物流問題直撃」で84ポイント。
アンケー
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