大企業のビジネスコンテスト審査員をしてわかった、3つのこと
先日、とある大企業で行われている社内新規事業のビジネスコンテストの審査員を担当させていただきました。今、多くの企業で新規事業創出プログラムが行われていると思いますが、今回担当させていただいたのは「事業のアイデアや計画の中から、事業化へ準備を進めるもの」を選定するフェーズで、私以外にも、社内外からさまざまな専門家が参加し書類審査、ピッチ審査を行うというものでした。
今知っておきたい、DXやデジタルプロダクトに関することを中心にお届けする本連載。第5回となる今回は、デジタルプロダクトの支援を行っているGNUSとして新規事業について重要だと思うことについて、3つお話しします。
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デジタルプロダクトは、新規事業には欠かせない要素になりつつある
今回のプロジェクトでは書類審査で約50件の事業アイデアを審査し、ピッチ審査で8件の事業アイデアを審査したのですが、8割以上の事業案においてデジタルプロダクトが必要になる、もしくは事業の成功において非常に重要な役割を果たすものでした。
もちろん、事業アイデアとしては、エンタメ、医療、DEI、インバウンドなど多岐にわたる事業が企画されていました。ですが、事業領域に関係なく、ソフトウエアやモバイルアプリ、ウェブサービスといった、デジタルプロダクトが活用されるものが多く
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