以前、自治体の説明資料がわかりにくい原因について、長年にわたって自治体職員向けの研修に携わってきた経験から、考えたことをまとめて文章にした。そこでは課題として「網羅性のワナ」と「距離感のワナ」のふたつをあげた。「網羅性のワナ」とは、行政の性格上、想定される対処方法を事前に決めておく必要があり、また提供サービスの均質性を確保することも求められる。しかし、これがついつい資料に情報を詰め込んでしまうことになる。「距離感のワナ」とは、専門知識や考え方を、関連知識を持たない相手に説明する機会が多く、そこで十分に伝わらないことを説明した。
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Source: Note 起業ニュース
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