「いじめにあっている」「先輩から薬物の誘いを受けた」「軽い気持ちから闇バイトに応募してしまった……」これらは、警視庁少年育成課に設置された「ヤング・テレホン・コーナー」に寄せられる20歳未満の少年少女からの相談だ。少年問題に関する相談窓口は各都道府県に設けられていて、「令和6年版 警察白書」(警察庁)によると2023年に警察が受理した少年相談の件数は9万2000件以上。保護者や学校関係者からの相談も含まれるものの、その内容は非行や学校問題、家庭問題など多岐にわたっている。「未成年だった頃の自分を振り返り、ただ親身に話を聞いてくれる人がいたら嬉しかっただろうなという思いからこの作品は始まりました」と話すのは作者の朱村咲さん。今話題のマンガ『ヤングダイヤル―少年事件第零課―』は、電話相談をきっかけに少年問題の解決に挑む警察官たちを描いたお仕事ドラマだ。
Source: 現代ビジネス
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