もめごとに対処するというお仕事柄、紛争が顕在化して自分ではどうにもならなくなってから初めてご相談をいただくことが多いのですが(人の行動としてそのような動きとなるのはごく自然なことなのですが)、訴訟になってからの対応をいくつも経験して思うのは、時間もエネルギーもお金もものすごくかかるということです。こうなる前に、紛争を予防するという「予防法務」を実践することで、かなりの(時間もエネルギーもお金も)コストをセーブできると考えられます。難しいのは、予防法務が効率がいいと言われても、実際に痛い経験をしてみないことにはなかなか予防法務のメリットを実感できないことです。目に見えづらいんです。ただ、法的なトラブルに限らずとも、往々にしてトラブルというものは、対応が後手に回れば回るほど時間も手間も費用もかかるというのは、具体例を想像してみたら理解可能なことではありますよね。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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