テム(Temu)が、Amazonに集まる独立系セラーを取り込む動きを強化している。
中国系の新興eコマース企業であるテムは、半年ほど前から、米国のセラーに対して、急成長中の自社ディスカウントサイトへの参加を呼びかけてきた。ただし、参加には条件があり、セラーには独自に割り当てられた招待コードが必要だった。
しかし最近、米国のブランドや個人セラーは条件なしで、テムでの販売登録ができるようになった。
米DIGIDAYの姉妹サイトであるモダンリテール(Modern Retail)は、これが事実であることを確認した。テムのWebサイト上での申請手続きは、わずか10分で完了すると記されており、それを実際に行なってみた。また申請の審査は通常、1営業日以内に完了するとも記されている。
テムが厳密にいつマーケットプレイスを開放したのかは不明だが、モダンリテールが今回話を聞いた情報筋によると、その変化に気づいたのは11月半ばのことだという。
Amazonに挑む新しい戦略
テムは、米国のセラーが招待なしで同社のマーケットプレイスに参加できるようになったことを認めたが、これまでに参加した米国のセラーの数など、具体的な質問には回答を避けた。[続きを読む]
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