しみじみ深い、暮らしの「なぜ?」
@mikisakai.mua
前回(#02)は、私、酒井美紀が女優として大切にしている「なぜ?」についてお話しさせていただきました。今回は、暮らしの中にある「なぜ?」にフォーカスします。何げない暮らしの中に、何げなく転がっている「なぜ?」。そんな「なぜ?」たちと、改めて向き合ってみたいのです。
都内の「なぜ?」、湘南の「なぜ?」
プライベートの酒井美紀には、二つのよりどころがあります。一つは、都内にある自宅。もう一つは、私が所属する湘南にある事務所です。はやりの言葉でいうと「多拠点生活」ということになるのでしょうか。事務所のある湘南へ赴くことは時々しかないのですが、それでも「心が落ち着く、心を解放できる場所」という意味では、私にとって大切なよりどころといえる存在です。
こんな仕事がおもしろい!あんな仕事もやってみたい!と想像を巡らせ、クリエイティブな価値観を作り上げていく。そういう仕事をしている私には、事務所の窓の先にある湘南の海や水平線が、何よりの宝物。果てしなく続くその先には何があるのか?果てはあるのか?という思いが湧いてくるんです。
事務所の部屋の中には、白い壁がほとんどありません。部屋ごとにテーマがあります。設立からもう5年もたちましたが、部屋のインテリアは、まだ未完成。ウッドデッキも作りたいし、カウンターにしたい場所のペン
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