広告事業の成長著しい Spotify 。ブランドたちはプログラマティック広告の支出を増やしている
記事のポイント
Spotifyは第3四半期収益42億ドル(約6510億円)を記録し、創設以来初めて年間で黒字を達成する見込み。
プログラマティック広告が前年比58%増加し、広告収益が全体の11.8%を占めるなど成長中。
着実な測定とブランド価値向上が評価され、広告主の関心が増加。ユーザー数の増加も後押ししている。
Spotify(スポティファイ)は創設以来はじめて年間で利益をあげる見通しだ。そのような状況において、「広告主はこのプラットフォームに支出する方法を変えつつある」と、メディアバイヤーは語っている。
オーディオストリーミングのプラットフォームであるSpotifyは、11月12日に第3四半期の決算レポートを投稿。42億ドル(39億8000万ユーロ、約6510億円)の収益を記録し、創設から16年ではじめて会計年度で利益を出す見込みであることを示した。
メディアバイヤーおよびメディアデータ企業のガイドライン(Guideline)によると、このプラットフォームではプログラマティック支出も増えつつあるという。ベーシステクノロジーズ(Basis Technologies)のメディア投資担当シニアバイスプレジデントを務めるリンジー・フリード氏は、「プライベートマーケットプレイスとプログラマティック保証型購入は前年比で8%増加し、クライアントはSpotifyへの総合的な支出
コメント