もし、すべての国の生産能力（経済力）が同じくらい高ければ、世界各国は希望通りの「経済成長」できるのでしょうか。各国はどの程度「経済成長」したいのでしょうか。各国の希望の成長率はどのくらいなのかということです。日本は国内の様々な制度を維持するために、名目で3%の「経済成長」をしたいようです。他の先進国はどうでしょうか。人間に必要なものは大差がないと思うので、他の先進国も同様に同じくらいの「経済成長」をしたいのだと予測できます。とすると、すべての先進国は3%くらいは成長したいということです。新興国はどうでしょうか。新興国は3%以上の高い「経済成長」率を望むでしょう。インドは6-7%の「経済成長」ができるとされています。アフリカは5%くらいです。新興国は先進国よりも高い「経済成長」を望むようです。仮に先進国のGDPが世界全体の60%、新興国のGDPが40%を占めると仮定して、先進国が3%、新興国が7%の「経済成長」する場合の世界の経済成長率を考えます。世界の経済成長率=(先進国の成長率×先進国のGDP割合)+(新興国の成長率×新興国のGDP割合)世界の経済成長率=(3%×0.6)+(7%×0.4)=1.8%+2.8%=4.6%世界の経済成長率は、4.6％となります。
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Source: Note 起業ニュース
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世界の需要は世界の「経済成長」願望を満たすだけ存在しない
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