ユーグレナが子ども向け飲料の販売強化に乗り出している。シニア層が顧客の大半を占めるなか、子育て世代の新規顧客獲得を狙う
ユーグレナは20~30代の新規顧客層の獲得をすすめる。子ども向けの商品シリーズを立ち上げ、8月に独自素材のユーグレナを配合した飲料を発売した。多種類の栄養素を持つ素材の強みを生かし、偏食や食べムラがある子どもの栄養課題の解決をサポートする。
「からだにユーグレナ フルーツミックス」(左)と「からだにユーグレナ いちごミックス」
子ども向け栄養サポート市場に参入
シニアが顧客基盤も、子育て世代へも裾野拡大
発売したのは、「からだにユーグレナ フルーツミックス」と、「からだにユーグレナいちごミックス」(1ケース24本入り4354円)。1本で500mgのユーグレナを摂取できる。未就学児から小学校低学年の子ども利用を想定し、ユーグレナの配合量は、成人向けの既存飲料等の約半分に抑えた。
これまでは、60~80代のシニア層が7~8割を占め、顧客基盤の中心だった。子ども向けの栄養サポート市場への参入で、20~30代の子育て世代にアプローチする。手軽に幅広い栄養素を摂れる素材の強みを生かし、親が抱える子どもの栄養の悩みや、バランスの良い食事を用意できていないストレスや不満・不安の解消につなげる。
子ども向けの訴求を注力
子ども向け商品の展開は初めて。シ
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