50代で気づくこと〜ブランド認知
#2350代で気づくことはいろいろあります。今回は、「ブランド認知」についてです。ブランド名が認知されているかどうか、これはビジネスの成功を左右する大事な要素です。これをおろそかにすると、どんなに優れた商品やサービスでも埋もれてしまいます。私は放送局でプロデューサーをしていましたが、この認知の重要性、テレビ番組なんかでもまったく同じなんです。視聴率を上げるには、まず番組そのものの存在を知ってもらう必要がある。けれど、名前を覚えてもらうだけじゃダメで、そこから「再生認知」と呼ばれる次の段階に進まなければならないんですよ。認知というのは単純に「その番組名を知っている」というレベルの話です。でも再生認知はもっと深く、「その番組名を聞いたときに、具体的な内容や面白さが頭に浮かぶ」状態を指します。例えば飲料で考えてみましょう。誰もが「おーいお茶」という名前は知っていても、その味や香りを思い出せない人には、購入には結びつきません。結局のところ、名前を覚えてもらうだけでなく、その名前から内容や価値が具体的に連想できるようになって初めて、購買や視聴に繋がるんです。テレビ番組で言えば、名前を知ってもらうことがスタート地点です。そこから番組を実際に視聴してもらい、その記憶が「面白い」「感動した」といったポジティブな印象と結びついて初めて再生認知が成立するんです。そのために何をするか? これがマーケティ
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