大学のレポートは忖度しなければいけないのかを調べてみる
私の専攻は社会基盤学である。社会基盤学と聞いてパッとイメージしにくいと思うのでインフラをイメージしてもらえばいいだろう。その中でも開発学の授業があり、日本の、開発支援国への援助金(特にインフラ整備分野)をどうすべきかというテーマでレポート課題が出された。私は正直な意見を書いてしまい、これが教授の研究と真っ向から対立するものなので、果たしてこのレポートで単位が来るのか、そして単位が来たとしてどれだけ低い成績になるのかかなり不安である。ちなみにこの教授は開発学の中でもかなり権威のある方で、大変失礼なことを書いてしまっている気がするのだが、これが私の正直な考えであるし、大学という表現の自由がある程度担保されている機関の中で、自分の思ったことをありのままに言葉にできる機会を貰えることはある意味光栄なことなのかもしれない。はじめに途上国開発援助、と一括りに言ってもその中身は、教育、保健、水と衛生、運輸、通信、エネルギー、農林水産、環境、防災、ジェンダー平等、平和構築、麻薬対策、対人地雷など、実に多様である。だが、その中でもインフラ整備(上述の中では、水と衛生、運輸、エネルギーなどが当てはまるだろう)の割合をどうすべきかという点について考察する。結論から言えば「それはインフラ整備の中でも、ものによるだろう。そして、インフラ整備の割合は上げるが、開発援助額全体は減らすべきだ。」という立場に私は立
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