「要約」2024年の早期退職募集が1万人目前。これは2020年のコロナ禍以来の数字で、23年の約3倍の数字。早期退職を募集している企業を業種別に見ると、電気機器が全体の25%を占めており、次点は情報通信が18%。近年の人件費の高騰、人員適正化、生産性の向上などが要因として背景にある。今後も募集企業が増えると、早期退職人数も増加していくと考えられる。「思考」早期退職のメリット企業側:組織の活性化、人件費抑制・適正化本人側:退職金の増加、セカンドキャリア形成、デメリット企業側:優秀人材の流出、人材不足に陥るリスク、短期的コストの増加本人側:収入の不安定化、再就職労力→基本的には、両者ともにウィンウィンの関係性で早期退職になることが多いとは思うが、事実上の解雇にはならないようにするべき。だが企業側としては、組織の活性化と人員整理が主な目的だと思うので、円満退職を薦めていく手法も大切。雇用、就業の流動性が高まっている現在だからこそ、募集人数が多くなっていると同時に、物価高に対し経済成長が追いついていないため、企業側も経費抑制へ舵を切り出しているのではないか。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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