海外進出コラム 241112|未来への舵を切れ!自己変革が鍵を握る日本の自動車産業
こんにちは。一般社団法人Glocal Solutions Japan代表の深野です。 先週、マレーシアから製造業の経営者の友人が来日し、名古屋、岐阜方面を回ってきました。ローカル企業への訪問や交流会へ参加するためです。 この友人とは、3年ほどの付き合いになりますが、お互いに自分の持っている経営者の人脈を紹介しあう仲です。 日本酒が好きだということで、飛騨高山まで足を伸ばし、観光をしてきました。 その道中で様々な話をしたのですが、話題のひとつがアメリカの大統領選によってマレーシアの製造業がどうなるのか?そして、自動車産業がどうなるのか? という話です。 以前のメルマガでも話しましたが、中国企業が東南アジアで製造をするためにローカル企業を買収しています。 この動きは2019年頃からベトナムへ移転したり、現地企業を買収したりして、米国への輸出拠点をする動きです。 それが、この2,3年、マレーシアにも起きています。 何が起きているかというと、中国企業が現地企業を買収し、元の経営陣はそのまま残ってもらいます。 そして雇われ経営者となります。 なぜなら、買収した企業の多くは、中国系のマレーシア人が経営しています。 彼らの多くは中国の標準語が話せて、英語も話せます。 つまり、彼らを窓口にして、中国からマレーシアへ部材を送り、マレーシアで組みたて、マレーシア製としてアメリカへの輸出を画策しているの
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