普段の食料や日用品の買い物を家族の中で奥さんが担っている家庭というのは今も多く存在すると思います。そういう家庭では、たまに旦那さんがお使いで買い物に行くとやたら高級食材ばかり買ってきて叱られるというのは「あるある」な現象です。なぜ、こういうことが起きるのか、その理由の一つが「内的参照価格(Internal Reference Price)」です。普段、買い物に慣れていると凡その商品の相場感が頭の中でできあがります。内的参照価格とは、消費者が商品やサービスの価格について過去の経験や一般的な知識をもとに抱く「基準価格」のことです。例えば、毎日購入するパンや飲み物の価格が100円程度であると知っている場合、同じ商品が150円で販売されていると「高い」と感じたり、逆に80円だと「安い」と感じたりします。しかし、この内的参照価格が消費者の購買行動に罠となることがあります。今回は内的参照価格の罠について、その仕組みと影響、そしてマーケティングへの応用について詳しく見ていきましょう。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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