データを軸に企業の意思決定を"顧客中心"に変革する Asobicaの挑戦
本連載では、スタートアップ企業の起業家、経営者、投資家、CMOなどが、会社や事業の成長過程で直面した課題をどのように乗り越えたのか、スタートアップ支援を行なっている電通社員との対談形式でお届けします。
今回のゲストは、「遊びのような熱狂で、世界を彩る」をミッションに掲げ、企業の意思決定を顧客中心に変革するために、顧客データの取得から活用までをワンストップに支援する「coorum(コーラム)」を提供するAsobica代表の今田孝哉氏。
近年、顧客理解やコミュニティの重要性が増している背景や、企業がコミュニティプラットフォームを導入するにあたっての課題、それを解決するAsobica×電通の取り組みについて、電通の高井俊輔と語り合いました。
コミュニティは、顧客理解に欠かせない“体験データ”“心理データ”の宝庫
高井:今回はコミュニティプラットフォームを起点に企業の課題解決に取り組んでいる今田さんをゲストにお招きして、近年ニーズが高まっている「コミュニティ」の重要性や可能性についていろいろとお話しできればと考えています。はじめに、そもそもなぜコミュニティがビジネスにおいて重要になってきているのか、その時代背景について教えていただけますか?
今田:まず、大きなトレンドとして「顧客」を中
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