カルビーは、スナック菓子市場でシェア50%以上を有する業界トップ企業だ。かつてコスト意識の低さから営業利益率が1桁台前半だった同社は、結果主義を掲げて変革を行い、その値を9~10%台まで改善させた。しかし、この変革で、高い業績を挙げた営業社員には他職種と比較して高い賞与が支払われるようになったことなどをきっかけに、社員同士の関係に不調和が生じ始めたという。そこで同社は、2019年頃から「全員活躍」を人財ビジョンとして掲げ、すべての個人の力をチーム活動へと活かすために、評価・報酬制度の見直しを行ってきた。「全員活躍」という考えの下、多様な個人の力を活かし、チーム力を最大限に引き出す改革をどのように進めているのか、同社社長兼CEOの江原信氏に話を聞いた。
Source: ハーバード
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