リーマン・ブラザーズは2008年秋に破綻したが、筆者らは「協調の文化」がその原因の一つであると指摘する。組織で賢く生きるには、互いに協調・協力し、時には譲歩し、反論や異論を慎むべきである、というのが社会の知恵である。しかし筆者らは、協調しながら競い合い、時には対立し、それが落着すれば、再び協力する関係こそ真のチームワークであり、協調のスキルだけでなく、「戦うべき戦い」のスキルを身につけることが必要だと訴える。本稿では、バーリントン・ノーザン鉄道の改革、ジャック・ウェルチの後継者争い、キャンベルの再生、ユニリーバのマトリックス組織の変更などの例から、戦うべき戦いのリーダーシップ・スキルを学ぶ。
Source: ハーバード
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あえて闘うべき時 協調や譲歩は本当のチームワークではない – バックナンバー
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